鎌倉の銭洗弁財天をたずねた。 さい&ケトル

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旅のあしあと 銭洗弁財天

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さい&ケトルは平成23年6月15日に訪問しました。さいのみ15年ほど前にも訪問

宇賀福神社よりも銭洗弁財天のほうが通りがいいほど有名な神社。正式には『銭洗弁財天宇賀福神社』と言うそうです。
鎌倉駅より徒歩約30分。閑静なる住宅街を抜けた山の中腹に現れる鳥居をくぐった先に境内があります。

wa_se001y.JPG急な坂道を上って左側に見えてくる入口。鳥居後ろのトンネルをくぐると境内wa_se001w.JPG本殿左にある洗い場!?ここでお金を洗いますwa_se001x.JPG何倍になって戻ってくるでしょうか??


ざるの中にお金を入れて柄杓で水をかけて清めると、お金が何倍にもなって帰ってくるという言い伝えがあるので、金運アップを願う参拝者が朝早くから訪れています。
宝くじ高額当選した人もいるとか?? さいケトもあやかってお札を洗ってみた。
洗ったお金は有意義にお使いください…だそうです。早く使うほどご利益があるという人もいるようで、私たちは、洗った万札でお守りを買いました(笑)
※決してろうそくの火などで乾かさないこと!!だそうです。燃やした人がいるからでしょうか?

境内で売っているお守り系でお勧めは『おたから小判』。宝船をデザインしたもので、お財布の中に入れて持ち歩くことが出来ます。

ご祭神は本宮は市杵島姫命、奥の宮は弁財天

鎌倉幕府の始祖源頼朝公(1147~1199)は、平家を討伐して治承7年(1183)幕府を樹立しましたが、永い戦乱によって国民の生活は苦しくなっていました。
これを憂いた頼朝公は、人々の苦しみを取り除こうとして、神仏の加護を願って、日夜お祈りを捧げたのです。
そのうち、文治元年(1185)巳の月の巳の日に不思議な事が起こりました。
一人の老人が頼朝公の夢枕に現れて、『ここから西北の方向に仙境がありきれいな泉が岩の間から湧き出しています。そこは清浄な地で福の神が住んでいて、その水を使っています。この水こそは真の神の霊水なのです。この水を絶えず使って、神仏をまつれば、人々は自然に信仰心を起こし、悪鬼や邪鬼も退散して、国内はすぐに平穏に治まります。私こそは隠れ里の主である宇賀福です』というとその姿を消しました。
目を覚ました頼朝公は、心から宇賀神をまつり、その水を使って神仏のくようを続けると国中は静かになり、人々は富み栄えるようになり、これがここの起こりだといわれています。
その後、正嘉元年(1257)巳の年の仲秋に、時の執権北条時頼公は、頼朝公の信心を受け継いで、隠れ里の福神を信仰しました。その時、公は『辛巳(かのとみ)』『なる』『かねの日』がすべての人々に福徳が授けられる日だと調べ、この日に人々が参詣することをすすめたということです。
また、この時弁財天を信仰するものが、持っている金銭をこの水で洗い清めるおt同時に心身を清めて行いを慎めば、不浄の塵垢が消えて、清浄の福銭になるといい率先して持っている金銭を洗って一家繁昌、子孫長久を祈りました。以来七百余年銭洗井は鎌倉五名水のひとつとしても天下に聞こえ、四季の参詣者は絶えることはありません。

【宇賀福神社ご由緒 案内板を書きうつし】