日南海岸にある鵜戸神宮をたずねました さい&ケトル

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旅のあしあと 鵜戸神宮

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変換でスムーズに出ない!!鵜戸(うど)神宮です。
神社は尊さを表すためか高い所にあるのが一般的ですが、こちらの神社は石段を下った下の、洞窟の中にあるという珍しい神社です。
ご祭神はこの洞内で生まれたといわれるヒコナギサタケウガヤフキアエズノミコト。

鵜戸神宮公式サイトより拝借
   ↓ ↓ ↓

日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊
出たかな!?文字化けしていたらごめんなさい。

伝説。というか聞いたお話。

豊玉姫(とよたまひめ)が身重になり、間もなくお産という時期に、旦那様の彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)に『鵜の羽で屋根をふいた産屋を作ってほしい』とお願いしました。彦火火出見尊は言われた通り産屋を建設したのですが、まだ鵜の羽をふき終わらないうちに産気づかれました。
「私は本当の姿になって産みますので決して覗かないでください」と言って姫は産屋の中に。
しかし尊は覗いてしまったのです。『見るな』と言われ余計に見たくなった??…覗いてみると!!中にはお子様を抱いているワニ!?
姫は自分の本当の姿を見られて大変恥じ、お子様を置いて竜宮に帰ってしまわれたのです。
…この時お生まれになったのがウガヤフキアエズノミコト。お名前には『鵜の羽を葺くのが間に合わなかった』という意味が込められているらしい。…つまりすぐに生まれたというところから『安産の神』としてあがめられているようです。
さて、竜宮に帰った豊玉姫はどうなったか??…やはり残してきた夫のこと、わが子のことが気にかかります。妹の玉依姫(たまよりひめ)をお遣わしになってウガヤフキアエズノミコトのご養育にあたらせたということです。

参道でよく見かけるものに『お乳あめ』というのがあります。お乳がないので飴を作ってお育てになったという伝説から考えると…かなり歴史の古い飴ですね。
味は…千歳飴に似ているかも。かたさは…ミ○キーくらい!?

wa_u001w.JPG階段を下ったところにある珍しい神社

wa_u001x.JPGお乳岩。豊玉姫が自分のを引きちぎってここに付けたとか

wa_u001y.JPG亀岩。豊玉姫がこれに乗ってやってきたという伝説が

wa_u001v.JPG亀岩の背中のくぼみに向かって運玉を投げます。入ると願い事がかなう!?

wa_u001u.JPG運玉。5個100円で手に入ります。男性は左手、女性は右手で投げる